2015年11月5日、韓国・聯合ニュースは、韓国の1人当たりの国内総生産（GDP）が今後5年で約30％増加し、20年には日本の数値に迫るとの見通しを報じた。

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国際通貨基金（IMF）の世界経済見通しデータベースによると、韓国の1人当たりの名目GDPは昨年の2万7970ドル（約340万円）から20年には3万6750ドル（約446万円）に増加すると予想されている。一方、日本の同期間の伸びは3万6222ドル（約440万円）から3万8174ドル（約463万円）への6．0％程度にとどまり、5年後には日韓の差が大きく縮まるとみられる。

また国全体の経済規模でも、日韓の差は年々縮小するとみられている。昨年の韓国の名目GDP1兆4104億ドル（約171兆3200億円）に対し、日本は4兆6024億ドル（約559兆500億円）で約3．3倍の開きがあった。しかし20年には韓国が1兆8988億ドル（約230兆6500億円）、日本が4兆7469億ドル（約576兆6100億円）となり、その差は2．4倍に縮まるというのがIMFの予測だ。

この報道に韓国のネットユーザーからは数千件のコメントが寄せられているが、その多くが、記事の内容を信じ難いとするものだ。

「そうは言っても、国民のレベルの差は常に50年の平行線」

「日本と比べると、韓国は『自由』の質がはるかに劣っている。韓国がこのまま国民の自由を妨げ続けたら、生活の質はどんどん下がる一方だ」

「（GDPが）3万7000ドルになる人は、1％くらいだ」

「今、暮らしが良くなっている国民なんてほとんどいない。政府の支持率が落ちたから、統計数値を操作してばら色の記事を出してるだけ」

「韓国は日本をけなしているけど、いざ日本を追い越そうと思ったら、少なくとも日本人の3倍は努力が必要。これが現実」

「日本ではバイトだけでも暮らせるというのに、一体どこを見て言ってるの？」

「何の意味もない数字遊び」

「経済状況だけ近くなったところでどうする？国民の意識レベルは最低なのに」

「そもそも日本は発展しないっていう想定がおかしい。その頃、日本は韓国の2倍になってるはず」

「ノーベル賞を一人も出していないヘル朝鮮が、恐れ多くも日本を追い越す？牛も笑うような話だ」

「一般庶民にはまったく実感が湧かない」（翻訳・編集/和氣）