2015年11月1日、中国の掲示板サイトにこのほど、「iPhoneの部品の半分は日本企業が提供している」と題するスレッドが立った。

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スレ主は、中国のネット上では最近、「日本企業は衰退した」「日本の科学技術産業は崩壊した」などの文章がよく出るが、これは洗脳であり、中国人の自尊心を高める以外に何の意味もないと主張。

実際には、日本はそれほど有名ではない企業も確かな技術を有しており、iPhoneには村田製作所、TDK、アルプス電気、ミツミ電機なども部品を提供していると紹介。iPhoneの部品のおよそ半分を日本企業が提供していると指摘した。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「今と昔を比べれば、日本が衰退したことは事実だ」

「日本メーカーはスマホを売ることから部品を売ることに変わった。これが衰退ではないと言えるのか？」

「日本も他人のために部品を作ってあげるしか能がないという事だな」

「中国は労働力を提供し、日本は技術力を提供するということか」

「どんなに日本を悪く言っても、世界で3本の指に入る科学技術大国としての地位は変わらない」

「実際には衰退していない。発展速度が遅くなっただけ。中国の急速な発展速度からすると日本に追い付きそうだから、日本が衰退したと感じるのだ」

「日本には高い科学技術力があるのかと思ったら、中国人が日本に行って買ってくるものは便座や風邪薬」

「実際のところ、スマホにしてもパソコンにしても、部品のほとんどが日本製か台湾製なんだよな」（翻訳・編集/山中）