2015年10月29日、中国メディアの新浪は、中国共産党が29日に閉幕した第18期中央委員会第5回総会で、人口抑制のためのいわゆる「一人っ子政策」を完全に廃止することを決めたと伝えた。

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この決定により、すべての夫婦が子供を2人まで生むことができるようになるが、このニュースに対して中国のネットユーザーの反応は思いのほか冷ややかである。以下にその一部を紹介する。

「生みません、生みません、生みません。大事な事は3回言っておきます」

「おいおい、俺たちの世代は4人の年寄りの世話をするだけでも大変なのに、この上2人も子供を産むとでも思っているのか？結婚もしたくないよ」

「金持ちは一人っ子政策でも生んでいる。貧乏人は廃止になっても産めない」

「1組の夫婦が4人の老人と2人の子供の面倒を見るんだぞ。考えただけでも疲れる」

「日本を見れば分かる。経済が落ち込んだら廃止しても産まないね」

「まずは男女比の不均衡問題から解決してくれよ。そうでなければ子供も産めない」

「以前に2人目を生んだために払った罰金を返してくれ」

「もしかして2人産まなかったら罰金を取るつもりか？」

「人口の質は人口の数より重要だ」

「生んだら国が養ってくれるのか？」

「これまでずっと、一人っ子政策がいかに良いかを宣伝し教育してきたのに、急に変わるのか。誰も責任を取らず謝罪もしない」

「数年前には捕まって強制堕胎させられた妊婦のニュースがあったのにね」（翻訳・編集/山中）