Record China 2015年10月30日(金) 1時45分
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29日、韓国防疫当局は、予定していた中東呼吸器症候群の韓国における公式終息宣言を、「さらに慎重を期す」として行わないことを決定した。写真はソウルにあるMERSに関する注意喚起表示。
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2015年10月29日、韓国・聯合ニュースによると、韓国防疫当局はこの日予定していた中東呼吸器症候群(MERS)の韓国における公式終息宣言を行わないことを決定した。
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当局は当初、最後の患者とされた80番目の患者が今月1日に完治の診断を受けたことから、28日後の午前0時をもって終息宣言を行うものとみられていた。しかしこの患者は今月12日に行った再検査で陽性反応が出ており、その後の検査でも陰性・陽性が交互に出ている。
防疫当局担当者は「さらに慎重を期すため(29日の)公式終息宣言は行わない」としたが、「80番目の患者を通じウイルスが広がる可能性は極めて低く、再感染の心配はないと判断している」と明らかにした。
これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。
「油断するな。うっかりしていると、またあっという間だ」
「有終の美を飾るためには、最後まで油断は禁物。感染症予防のため、病院の文化も一日も早く改善されればいい」
「行わないんじゃなくて、行えないんでしょ?」
「一度は終息宣言したけど、また患者が出ちゃったみたいだね」
「きちんと手を洗って、ラクダ肉を食べなければかからない、大したことのない病気と言っておきながら、なぜ終息宣言に一生懸命になってるの?」
「内輪だけで大騒ぎしている」
「朴槿恵(パク・クネ)大統領は責任を取らないのか」
「治療中の患者がいるのに、終息宣言を議論すること自体にあきれる」
「韓国の保健はメディアが決める」(翻訳・編集/和氣)
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