Record China 2015年11月3日(火) 11時20分
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1日、韓国で最も喫煙率が高い仁川市で実験的に始めた対策が効果を上げているとの報道に、韓国のネットユーザーがさまざまなコメントを寄せている。写真は韓国の禁煙標識。
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2015年11月1日、韓国・中央日報はこのほど、韓国で最も喫煙率が高いという仁川市で、路上喫煙などの防止を目的に始められたある実験的な対策について報じた。
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仁川市では今年からバス停などが禁煙区域に指定されたものの、喫煙者の数がなかなか減らなかった。そこで市が設置したのが「禁煙ベル」。ボタンを押すと、ベルの音とともに、「禁煙区域です。法律により罰金が科される区域ですので、喫煙を中止してください」といったアナウンスが流れる仕組みだ。保健所の職員によると、バス停だけでなく、近くにいる人まで驚いてたばこの火を消すことがあるといい、効果は上々のようだ。
市がこうした対策に乗り出したのは、昨年、仁川市の喫煙率が25%と、韓国で最も高いとの結果が出ていたためだ。市は「たばことの戦争」を宣言し、3万余りだった禁煙区域を6万以上に拡大したほか、取り締まり要員も18人から一気に96人に増やした。禁煙ベルもこうした対策の一環で、先月末に1100万ウォン(約120万円)をかけ、バス停など21カ所に設置した。ベルはボタンを押して5〜10秒後に鳴り出すため、誰が押したか分かることはほとんどないという。
この報道に、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。
「うーん。趣旨は良いと思うけど、喫煙者がずっとベルを見張っていたら、誰が押したかすぐ分かりそうだよね?」
「気軽に押して、問題になったら嫌だな」
「最近はおかしな人が多いから、怖くてボタンを押せないよ」
「そのうちバス停の近くで事件が起こる」
「たばこの煙を感知したら自動的にアナウンスが流れるようになれば、もっと良いのに」
「バス停にいるお年寄りたちは、みんな自分が法律だと思っていて、人の言うことを聞きやしない。喫煙ブースを作っても意味がない」
「こんな物が禁煙政策とは、笑いしか出てこないよ。一番効果的な禁煙政策は、そもそもたばこを売らないことだ」
「道を歩いていて顔に煙を吹きかけて行く人は、解決策がないものかな」
「歩きたばこができないように規制してほしい」(翻訳・編集/和氣)
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