2015年10月28日、韓国・聯合ニュースによると、日本政府が戦没者の遺骨を収集するために推進している「戦没者遺骨収集推進法案」の対象に、朝鮮半島出身者は含まれていないことが分かった。

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日本の国会では、第2次世界大戦の戦没者遺骨収集事業を総合的かつ確実に推進するための「戦没者遺骨収集推進法案」が審議されている。しかし、同法案は収集対象を「日本人戦没者の遺骨」と規定しており、日本植民地時代に動員され、戦没した朝鮮半島出身者は含まれていない。

これについて、厚生労働省の社会・援護局事業課事業推進室は、「日本政府の遺骨収集事業は、海外で戦没した日本人の遺骨を日本に送還することを目的としている」とし、「遺骨を発掘する過程で朝鮮半島出身者とみられる遺骨が発見された場合は、収集せずに現地の政府機関に通報し、適切な対応をする」と説明した。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「日本政府は韓国政府を甘く見ている。だからそんな言い訳ができるんだ」

「日本列島に埋まっている朝鮮半島出身者の遺骨を発掘するため、韓国は日本列島に侵入しなければならない」

「日本は人道主義的行動をするべきだ。そうでなければ朴大統領のようになってしまうよ？」

「どうして日本はそんな態度をとる？韓国をばかにしているようだ。いや、むしろ眼中にもないのだろう。そんな国と交流する必要はあるのか？朴大統領はなぜ首脳会談をしようとする？今の状況の中で首脳会談を開催しても、国民に恥ずかしい思いをさせるだけ」

「日本の言い訳のスキルは宇宙一」

「韓国政府も少しは国のために働いてほしい」

「韓国では、政府がすべきことを全て遺族らがしている。日本のせいにするな」（翻訳・編集/堂本）