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22日、中国で普通高校を卒業した人数が今年495万人に達し、前年より82万人も増えている。今年の高卒者の就職状況は、とりわけ厳しいものになる見込み。写真は大混雑の就職イベント。
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2007年10月22日、中国のニュースサイト「中国新聞網」は労働・社会保障部が同日開いた記者会見のもようを伝えた。
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労働・社会保障部情報センターのヂャイ燕立副主任は席上、2007年の全国普通高校卒業生(9月卒業)が495万人に達し、昨年より82万人増えたと発表。これにより、今年の高卒者の就職状況が極めて厳しい状況にあると話した。
2001年以来、中国の高卒者の就職率は70%〜80%を維持しており、この数字だけを見ると米国や日本とあまり差異がない。ただ、就職率の計算方法が他国に比べて厳格であるため、これら2国よりも実際には高い就職率だと説明。また、中国の青年失業率も米国や日本に比べかなり低く、若年層の就職状況は総じて他国より良好だと強調している。(翻訳・編集/本郷智子)