2015年10月19日、韓国・ニューシスによると、日本政府の歴史歪曲（わいきょく）に反対する活動を繰り広げる日本の市民団体らが、韓国の歴史教科書の国定化に反対する声明を韓国教育部に発送したことが分かった。

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日本の26の市民団体は18日、「韓国の中学・高校歴史教科書の国定化に反対する」と題する声明書を韓国教育部のファン・ウヨ長官宛に送付した。声明書は「日韓政府は自分たちに都合の良いものだけを子供たちに教えようとしているが、第68回国連総会の報告書には『歴史教育は愛国心や民族的同一性を強化したり、公的イデオロギーに沿って青少年を育成する目的で行ってはいけない』と明示されている」と指摘。「韓国教科書の国定化は、安倍政権が日本の歴史教科書を検定制から国定性に変える口実になるのではないかと懸念している」と述べ、「韓国政府は日韓国民の声を受け入れ、国定化方針を撤回しなければならない」と主張した。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「まずは日本の教科書をどうにかして」

「他国の教科書のことは放っておいてほしい。内政干渉だ」

「日本に何を言われても韓国は国定化する」

「支持率の高い安倍首相が日本人の誇りを守るために国定化するのなら、むしろ拍手を送るべきでは？」

「安倍首相と朴大統領は考えることが本当に似ている」

「日本の市民団体にも指摘されるようになってしまった。本当に恥ずかしい」

「確かに韓国の教科書国定化は間違っている。しかし、日本人には言われたくない。日本の右翼教科書は韓国の国定教科書と同じ意味を持つ」（翻訳・編集/堂本）