輸出向け玩具メーカー1800社、品質管理研修！政府主導で安全対策―中国

2007年10月19日、新華社のサイト「新華網」は中国商務部と国家質検総局（国家質量監督検験検疫総局）、江蘇省・広東省・安徽省などの各地方関係部門が合同で、輸出向け玩具の品質安全問題に関する企業向け大規模研修を今年8月から行なってきたと報じた。

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全国で計14回開かれた研修には、1800社を超える企業から2600人が参加。中国全土にある海外輸出向け玩具メーカーの5分の1が参加したことになり、中国政府とおもちゃ業界が品質管理に力を入れて取り組んでいる。

今年9月に米マテル社が中国製玩具100万個のリコールを発表。これを教訓に政府は全国の輸出向け玩具メーカーに品質管理の徹底を厳しく要求し、同時に専門家や海外の玩具メーカーを招いて安全基準対策などを学ぶ研修会を開いた。

今後は商務部のホームページ上に品質管理研修教材を公開し、企業学習の便宜を図るとのこと。（翻訳・編集/本郷智子）