増え続ける航空需要に限界、新規空港建設計画が浮上―北京市

Record China    2007年10月19日(金) 16時39分
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17日、民用航空総局の楊元元(ヤン・ユエンユエン)局長は、増え続ける北京市の航空需要に対応するために、2010年にも北京市南部に国内線専用空港を開設する意向を示した。写真は楊局長。

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2007年10月17日、民用航空総局の楊元元(ヤン・ユエンユエン)局長は、2010年にも北京市南部に国内線専用空港を開設する意向を示した。

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来年に迫った北京五輪に備え、北京首都国際空港は大幅な拡張工事を行った。新規に大型ターミナルを建設したほか、3本目となる滑走路を建設。3本の滑走路で同時に離発着が可能な空港は世界でも北京だけだという。これにより年間6000万人の旅客、50万回の離発着、180万トンの貨物に対応が可能になるという。

しかし、未曾有の急発展を続ける中国だけに今回の拡張もすぐに間に合わなくなる可能性が高いという。楊局長は首都国際空港に4本目の滑走路を建設する意向も示しているが、土地確保など周辺経済に与える景況、また利用客数が過密になりすぎることでの環境負荷など問題は大きい。そこで、北京南部に国内線専用空港を開設、国際線中心の首都国際空港との棲み分けを図るプランが浮上している。(翻訳・編集/KT)



   

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