活字離れの進む中国で「深夜の読書」がトレンドに…24時間営業の書店が登場―北京市

Record China    2015年10月19日(月) 2時40分

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13日、中国の首都・北京市の若者の間で、「深夜の読書」が静かなトレンドを呼んでいるという。活字離れが進む中国だが、24時間営業の書店が登場して注目を集めている。資料写真。

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2015年10月13日、中国の首都・北京市の若者の間で、「深夜の読書」が静かなトレンドを呼んでいるという。独紙ディ・ヴェルトが伝えた。

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今年7月、北京市中心部で開業した「中国書店」。インターネットの普及で活字離れが進む中国で、24時間営業の書店として話題を集めている。国内外の書籍や文具、美術品を扱っており、開店初日に1万2000元(約22万6000円)を売り上げた。

店舗は伝統建築の建替え物件。北京市の中軸線に位置する明清代の城門・地安門は旧北京の象徴的建築だが、その両側に建っていた雁翅楼が2014年に再建され、これを店舗とした。

24時間営業で、店内での閲覧スペースも充実している。これが若者に受けたのか、本を読まないはずの彼らの間で「深夜の読書」がトレンドになりつつあるという。広い閲覧スペースでは軽食やドリンクも提供される。昼間は多忙でなかなか読書の時間がとれない彼らにとって、新たな憩いのスペースとなっている。

北京市内で24時間営業の書店はこれが3店舗目。1店舗目の「三聯韜奮書店」は、開店1年で売り上げが倍増しているという。(翻訳・編集/愛玉)

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