2015年10月10日、韓国・聯合ニュースは、中国の研究機関が「1000個以上の核兵器製造が可能な量のプルトニウムが日本国内にある」と分析したことを伝えた。

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中国・新華社通信のインターネットサイト・新華網によると、中国軍備管理・軍縮協会（CACDA）と中国核科学技術情報研究院は、日本のプルトニウム・ウラン等の核物質保有状況、生産能力、実際の需要などを分析した報告書を共同発表した。

報告書によると、日本のプルトニウム需給が長期間に渡って不均衡状態（原発停止による需要不足）にあり、現在日本は再生済みプルトニウム47．8トンを保有している。その中で、核弾頭1350個の製造が可能な10．8トンは日本国内に保管され、残りは英仏に再処理を委託している。CACDAの顧問は「日本が軍事目的で核を利用しようとすれば、1年以内に核兵器を製造できる。この事実を憂慮している」としている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「中国の核は240個ほどだから、核開発したら日本の方が多い事になる」

「韓国も核兵器の準備をせねば…」

「プルトニウムがあっても、米国の許可がなければ作ることはできない」

「核を持っている中国が、日本にああだこうだと言える立場ではない」

「日本が核兵器を持つことも問題だが、今、アジアの海を自国の領海のようにして人工島まで作り軍事的に転用しようとしている中国と、瀬戸際外交を繰り広げる北朝鮮がアジア最大の頭痛の種だ」

「日本は長いバブルの眠りから覚めた。日本は経済大国で国民意識も先進国。ノーベル賞を毎年受賞、TPP参加、フォルクスワーゲン問題で日本車好調、戦争ができる普通の国に復活。次は核兵器か？」

「米国は、中国が北朝鮮の核を政治利用するのと同じように、日本の再武装と核開発を政治利用するだろう。米国は日本を、中国は北朝鮮を利用する」（翻訳・編集/三田）