北京市が公衆トイレの機能充実、ATMなど設置へ=中国ネットからは批判「まずはトイレットペーパーだろ」「日本のようにキレイにしてくれれば十分」

Record China    2015年10月13日(火) 21時2分

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10日、北京で公衆トイレの改革が進んでいる。写真は中国のトイレ。

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2015年10月10日、北京青年報によると、北京で公衆トイレの改革が進んでいる。

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北京市当局は現在、第5次トイレ革命を行っている。利用者が用を足すという基本的な機能は満たしつつ、空間設計を改善しようというものだ。それによると、トイレの共有スペースに銀行のATMや列車のチケットの販売代理店、図書室などを設置する。また、無料のWi−Fiを提供したり、トイレの外に電気自動車の充電設備を設ける計画もあるという。11月下旬に、まず房山区で試験的に導入され、来年には全市、全国に広めていく方針だ。

担当する業者・北京環境衛生工程集団の責任者は、「公衆トイレの最大の特徴は、団地など人々のコミュニティから近く、数も多いこと。人々の伝統的な価値観では、トイレは用を足すところにすぎず、ひいては汚い、臭いなどのマイナスイメージがある。しかし、時代の発展とともに多機能化しており、人々の生活を改善する重要な要素になっている。トイレ自体の数は減らさず、サービス機能をプラスすることで、仕事、生活、余暇、ネット空間に次ぐ、第5の空間にする」と話している。

この報道に、中国のネットユーザーからは、「まずトイレットペーパーとハンドソープを設置してくれよ!バカじゃないの」「ATMだ?ティッシュを持ってない人のために設置するのかよ!」「日本や韓国を手本に、きれいに掃除してくれれば十分です」「以前はトイレ行くのに1〜10元だったけど(※チップ制)、とんでもない額を取られるか、あるいはトイレが満員になるかだな」などの指摘が数多く寄せられている。(翻訳・編集/北田

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