米共和党大統領選候補の回顧録で触れられた訪韓時の出来事、韓国で注目集める=「理解してくれてありがとう」「皮肉だよ」―韓国ネット

Record China    2015年10月9日(金) 2時44分

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7日、韓国・聯合ニュースによると、米国共和党大統領候補カーリー・フィオリーナ氏がアジアの飲酒文化について語った。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真はアメリカ合衆国議会議事堂。

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2015年10月7日、韓国・聯合ニュースによると、米国共和党大統領候補カーリー・フィオリーナ氏がアジアの飲酒文化について語った。

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米国共和党大統領候補の先頭を走るドナルド・トランプ氏を脅かすほど人気が急浮上しているのが、カーリー・フィオリーナ元ヒューレット・パッカード(HP)最高経営責任者だ。「米国は韓国を守る必要がない」と公言しているトランプ氏とは異なり、フィオリーナ氏はアジア通で韓国にも好意的だ。

記事は、フィオリーナ氏が自身の回顧録「私はこうして受付からCEOになった」(2006年)のなかで、1990年代初頭に米国AT&Tの子会社・ネットワークシステムズの取締役として訪韓した際に経験した「キーセンパーティー」について言及していることを取り上げている。

フィオリーナ氏は同著のなかで、「多くのアジア文化圏では信頼と尊敬は飲酒を介して構築される。これは、現地の人の『しらふのときの抑制とオフィスの服装を投げ捨ててこそ、お互いをもっとよく知ることになり、相手の精神力や判断力を評価することができる』と考えているからだ」と記している。また、「それ以来、私は永く韓国、日本、中国で多くの飲酒儀式に参加してきた。おかげで、中国でも良い友達をたくさん作れ、飲酒儀式の効果を知った」と振り返っている。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「韓国文化をちゃんと理解してくれてありがとう」

「これは、褒めているのか?野蛮な国っていう意味じゃないのか?」

「皮肉を言われていることも分からないのか」

「70〜80年代は、ソウルの最高級ホテルの予約が1カ月埋まるほどキーセンパーティーは有名だったな」

「1990年代初頭にあったことを、今の基準で考えたら当然変だ。むしろ20年間で韓国社会がどのように成熟してきたかを示す良い内容だと思う」

「間違って学んでいる。一度でも接待を受けたら交渉で負けたということだ」

「以前、大企業の若手従業員が、『本をたくさん読んで何の足しになる?酒がたくさん飲める方がよっぽど役に立つ』と言っていたことを思い出した」(翻訳・編集/三田)

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