2015年10月5日、仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル（中国語電子版）によると、世界銀行は5日、中国など東アジア・大洋州地域の新興国の2015年、16年の経済成長率を下方修正する見通しを発表した。中国の15年の経済成長率は、従来予想の7．1％から6．9％に、16年は7．0％から6．7％に修正された。

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中国の14年の経済成長率は7．3％だったが、15年はこれより0．4ポイント下がることになる。

東アジア・大洋州地域の新興国の経済成長率も、15年は6．7％から6．5％に、16年はさらに低い6．4％に下方修正された。世銀は、中国経済の予想を下回る低迷や米国の利上げなど不安定要素が増えたことを指摘している。

中国は両会（全国人民代表大会と中国人民政治協商会議）で、15年の経済成長率を14年の7．4％から7．0％前後へと引き下げた。中国の国家統計局が7月に発表した上半期の国民経済データによると、上半期の国内総生産（GDP）は29兆6868億元（約561兆5500億円）で、前年同期比7．0％増となっている。（翻訳・編集/岡田）