2015年10月6日、新浪体育は、日本メディアの報道を引用し、サッカーのイタリア1部リーグ・セリエAのACミランに所属する本田圭佑がクラブの体制とサポーターを批判したと伝えた。

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日本の各メディアによると、本田は4日のナポリ戦に0−4で敗戦した後、チームについて「この敗戦から何かを学ばないといつまでたっても再建は程遠い」「マンチェスター・シティーやパリ・サンジェルマンくらいお金を使うか、もしくはストラクチャー（構造）の部分から見直さないと」などと苦言を呈した。

さらに、「代表クラスの選手が集まって、なぜそれぞれが与えられたポジションで生き生きとプレーできないのか。もう少し構造的なもの、評価基準をメディアからファンから監督から経営陣から、全員がもし変えることができれば再建につながる」と指摘した。

この発言について、新浪体育がアンケートを実施したところ、中国のネットユーザーからは支持と不支持が拮抗（きっこう）している。

■不支持

「アジアのレベルの限界を示している」

「クラブが大規模な投資だって？金があれば君なんて取らないだろう」

「ミランの没落には私たちも心を痛めている。が、お前にミランを批判する資格はない」

「ミランで10番を背負ってるのが誰か、確認してから文句を言えよ」

「クラブが投資したらポジションがあるとでも？笑っちゃうよ。おまけに10番なんて永遠に回って来ないし、お前が四の五の言う機会もなくなるんだ！」

■支持

「彼が言っているのは事実」

「本田の言っていることのどこが間違ってるんだ？日本人だからって批判すればいいってもんじゃない」「本田は当事者だ。彼に発言資格がないのなら、いったい誰にあるというのだ？」

「サッカーだけで言えば、本田の能力は認められるべき。今のミランでは本田が能力を発揮できない。ボールを持つと周囲の選手は散歩し出し、積極的に走ろうとしない。だから、本田がボールをこねているように見えるんだ。いずれにせよ、本田は良い選手だと思う。ミランのサッカーに合ってないだけだよ」

「はっきり言って、今のミランで一番いいプレーをしているのは本田。ピッチでの姿勢の面でもね」（翻訳・編集/北田）