中国初の国産空母、今年12月に進水か=「戦闘力は遼寧の6倍」―英誌

Record China    2015年10月8日(木) 15時8分

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5日、中国初となる国産空母が、今年12月にも正式に進水する見込みだと伝えられた。「001A型」と呼ばれる空母はすでに船体ができつつあり、前倒しでの就役が期待されているという。写真は毛沢東故居。

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2015年10月5日、中国初となる国産空母が、今年12月にも正式に進水する見込みだと伝えられた。「001A型」と呼ばれる空母はすでに船体ができつつあり、前倒しでの就役が期待されているという。米華字メディア・多維ニュースが伝えた。

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英軍事誌『ジェーン・ディフェンス・ウィークリー』による衛星写真分析では、遼寧省大連市で建造されている中国の国産空母は全長270m、全幅35mの規模をもつという。香港メディアは、「毛沢東の誕生日である12月26日に進水する予定だ」と報じた。

同空母の規模は遼寧(全長270m)に近いが、「戦闘力は遼寧の6倍になる」と言われている。艦載機は遼寧より約10機多い約40機で、先進的なレーダーと防空ミサイル、弾道ミサイルなどを搭載しており、2018年に実戦に投入されるという。

同誌は、「発着甲板などが完成するまでは空母とは断定できないが、建造のペースが遅いことや外観などから、軍艦であることが分かる」と伝えている。また、最新の揚陸艦やヘリコプターも搭載可能だという。米国防総省は15年の報告で、中国が30年までに空母を完成させる可能性について触れている。

中国は1998年に購入した旧ソ連の空母を購入し、「遼寧」と命名した。2012年に9月に就役し、南シナ海での軍事演習などに投入されている。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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