韓国KFCの広告が女性蔑視?批判受け公式謝罪=韓国ネットは賛否「広告業界はこんな認識なの?」「こういう女と付き合った一人としては…」

Record China    2015年10月6日(火) 22時11分

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5日、韓国でケンタッキーフライドチキンが出した商品広告が「女性蔑視に当たる」との批判を受けていた問題で、同社が広告を撤去、正式に謝罪した。写真は韓国のカップル。

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2015年10月5日、韓国・国民日報によると、韓国でケンタッキーフライドチキン(KFC)が出した商品広告が「女性蔑視に当たる」との批判を受けていた問題で、同社が広告を撤去、正式に謝罪した。

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問題となったのは、1日、韓国KFCが出した「スモーキーワイルドチキンバーガー」の広告だ。「あなた、気分を変えたいからバッグでも買って」との女性の発言とみられる文句の下に、「うむ…じゃあ俺の気分は?」とのせりふ。そしてこの男性の内心を表現するためか、炭火が赤々と燃えるイメージが添えられている。カップルの日常の一こまを描いたようだが、この広告を目にした女性たちから、「女性がブランドのバッグを欲しがるという否定的な認識が根底にある」と批判の声が相次いだ。

問題を受け、KFC側は4日夜までに広告をすべて撤去、翌朝までに公式サイトを通じてマーケティング本部長名義の謝罪文を掲載した。

これについて韓国のネットユーザーから多くのコメントが寄せられたが、男女の認識の差なのか、広告の内容に関しては賛否がはっきりと分かれている。以下はコメントの一部。

「こんな広告、悪く言われるに決まってるのに」

「広告業界って、こんな認識なの?」

「私の周りにこんな女性は一人もいない。そもそも能力がある人はブランドのバッグなんか持たないよ。劣等感にさいなまれている人ほど、ブランドバッグに執着してる」

「この広告は当たってる」

「1000%正しいことを言ってる。これに抗議する人たちが一体どういう考えなのかがむしろ気になる」

「こういう女と付き合ってみた一人として、深く共感できるキャッチフレーズ。何が問題なのか分からない。男性編も作れば公平になるのでは?」

「適度なひねりならありだと思うけど、まったく関係のない内容をこうやって持ち出したら、誤解を生みかねない」

「広告がたくさん拡散されて、むしろいい宣伝になったね」

「『買って』とはっきりとは言わないよ。ただ『あのバッグかわいい』とは言うけど」(翻訳・編集/和氣)

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