2015年10月4日、中国中央テレビが、中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で、来日した中国人が大量の製品を買い込むいわゆる「爆買い」について擁護する記事を掲載した。

【その他の写真】

記事では、買いたい人がいて売りたい人がいるなら、それは正常な売買であり、旺盛な購買意欲は中国人の経済力が上がったことを示すものだと肯定的に評価。一部の人は抗日戦争勝利と日本製品不買を関連付けているが、日中関係改善は日本製品不買によるのではなく、民間での文化や経済交流によるのであり、法を順守して礼儀正しく買い物の旅を続けよう、と促した。

この記事に対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「不愉快に感じているのはお金がなくて文句ばかり言っている人たち」

「うれしくないのは頭がおかしい人ばかりだろ。あるいは嫉妬している人」

「安心な品質、良心的な値段、心地よいサービス。これで誰が買わないと？」

「同じ値段でも質の良い物が買えるなら、誰だって買いに行くだろう？創意工夫も努力もしないで消費者を責めるべきではない」

「国内で販売している海外ブランドは偽物が多い。国内で本物が買えればわざわざ海外にまで行かないのに」

「国内メーカーはよく反省すべきだな。中国製の質が良ければ海外まで行って買うことはしない」

「やはり、中国製の品質向上がポイントだな」

「中央テレビがこんなにもまともなことを言うなんて、めったにあることじゃないぞ」（翻訳・編集/山中）