日本・米国・中国の間を巧妙に立ち回る韓国・朴大統領のバランス外交―シンガポール英字紙

Record China    2015年10月5日(月) 8時4分

拡大

3日、参考消息網は記事「日本、米国、中国とバランス外交を展開、韓国の巧妙さ」を掲載した。中国寄りとみられる朴槿恵大統領だが、米国外交にも積極姿勢を示している。写真は韓国国旗。

(1 / 2 枚)

2015年10月3日、参考消息網は記事「日本、米国、中国とバランス外交を展開、韓国の巧妙さ」を掲載した。

その他の写真

シンガポール英字紙ストレーツタイムズは先月28日、韓国外交について論じた。朴槿恵(パク・クネ)大統領はアジアインフラ投資銀行(AIIB)や閲兵式に参加するなどあまりに中国寄りとの批判を受けているが、一方でバランスをとっているとの評価もある。

実際、韓国は対米外交についても積極的だ。また日本に対しては慰安婦問題をはじめとする歴史問題を解決しないかぎりは首脳会談は行わないとの強硬姿勢を示してきたが、10月末にも日中韓首脳会談が開催される見通しだ。

ある韓国人研究者は、韓国は日米中のバランスを取る中間的パワーを目指すべきだと提言する。各国関係の仲介者として地域の平和を守る役割を担うというものだ。ただしどこか一国に肩入れしていると見られれば、この構想はご破算となる。現時点では韓国政府はきわめて巧妙に立ち回り成功していると、同研究者は評している。(翻訳・編集/増田聡太郎

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携