2015年10月1日、韓国・聯合ニュースは、日本人男性2人が中国でスパイ行為をした疑いで中国当局によって数カ月間拘束されていることを報じた。

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菅義偉官房長官は先月30日の記者会見で、日本人2人が今年5月に中国の遼寧省と浙江省でそれぞれ中国当局に拘束され、現在も中国国内にとどめられていることを明らかにした。2人はいずれも民間人男性で、うち1人は遼寧省丹東で北朝鮮に関する情報を集めていたとみられ、もう1人は浙江省の軍事管理区域に侵入した疑いが持たれている。

中国では10年9月にも、日本の建設会社フジタの日本人社員4人が河北省の軍事統制地域に侵入し映像を撮影したとして拘束される事件があった。

聯合ニュースはこの問題を「日中関係の悪材料があらわになった」などと伝えたが、韓国のネットユーザーからは、問題は中国に限らないとのコメントが数多く寄せられた。以下はコメントの一例。

「韓国にだって日本のスパイがいる。北朝鮮のスパイより多く、そしてより深く社会に入り込んでいるんだ」

「韓国にいる日本のスパイはなぜ国内法の適用対象から除外されるんだ？日本のスパイは問題なしなのか？」

「日本のスパイに間違いない。韓国にも日本のスパイや日本の手先があちこちにいる」

「日本のスパイは韓国の軍、政治、教育にまで手を伸ばしている」

また、次のようなコメントも寄せられている。

「やっぱり、日本に対して屈辱外交をしない中国は格好いい。韓国とは大違いだ」

「証拠もなく捕まえたはずがない。日本は戦争可能な国になるから、日中戦争の準備をしてたのかもしれない」

「両国関係が既に良くない状況でこんなことになり、アジアの平和が脅かされないか心配だ。互いに解決を図ってほしい」

「日本は強大国だからスパイ行為をしてもこれくらいで済んでいる。韓国のスパイが中国で捕まったらすぐに消されるよ」（翻訳・編集/和氣）