2015年9月29日、環球時報は、中国内陸部での原子力発電所建設を呼び掛ける記事を掲載した。

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環球時報は、中国の発展と電力需要を考えると、内陸部での原発建設は止めることのできない流れであるとし、「シンガポール人や韓国人はパラキシレン（PX）工場のリスクに立ち向かう勇気があり、フランス人や米国人は内陸に原発を建設する勇気がある。まさか中国人が全世界で最も小心者というわけではあるまい」と、内陸部での原発建設を促した。

この記事が中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「そして天津で爆発が起きた」

「俺たちは小心なのではない。党の監督管理能力を疑っているだけだ。天津大爆発を目の当たりにしているからな」

「みんなが心配しているのは建設工程の品質」

「肝っ玉の大きさの問題ではなく、次々に起きる品質問題で、みんな信じられなくなっているだけだ」

「恐いのは技術や安全面の基準ではなく、腐った管理レベルと責任感のない管理者の方」

「環球時報は肝っ玉が大きいようなので、環球時報のビルの隣に原発を建てればいいさ。中国人はみんな同意するぞ」

「政府ビルの隣に建てれば、俺たちは品質について安心できる」

「天安門の隣に建てれば？肝っ玉が一番大きいのは誰か見てみよう」

「中国では、どんなに危険なものを置いておいても気にかけず、安全といわれるものが爆発するんだ。中国人は一番肝っ玉が大きいだろ」（翻訳・編集/山中）