韓国・次期大統領の有力候補の潘基文国連事務総長、大統領府の「潘推し」は党内の争いに起因―韓国メディア

Record China    2015年9月30日(水) 9時52分

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30日、韓国・朴槿恵大統領の任期(5年)が半分を切り、韓国では次期大統領に関する報道が見られている。写真は韓国大統領府。

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2015年9月30日、環球時報は、韓国・朴槿恵(パク・クネ)大統領の任期(5年)が半分を切り、韓国では次期大統領に関する報道が見られていると伝えた。

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大統領の有力候補として挙げられているのが、国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長。韓国・SBSテレビが27日に発表した世論調査によると、「時期大統領に望む人物」で潘事務総長が国民から最多の支持を得た。さらに、国連総会で朴大統領が訪米した際、期間中に7回潘事務総長と接触したと報じられ、韓国・JTBCテレビは朴大統領と潘事務総長の間に何かしらの黙約があったのではと指摘している。

JTBCテレビによると、同じく次期大統領候補に名が挙がっている与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)代表は、セヌリ党で強い力を持っている非朴大統領派で、大統領府(青瓦台)は金代表に力が集中しないように対抗馬として潘事務総長を推している。これに関連して、ソウル新聞は「時期大統領選まで2年以上あるが、親朴大統領派の中に次期大統領選を勝ち抜ける人物がいないため、潘基文氏に白羽の矢が立った。これは青瓦台にとっても苦渋の選択だ」と報道。こうした報道が韓国で相次いでおり、多くの韓国メディアが「青瓦台が潘基文事務総長を推すのは、セヌリ党内部の争いに起因する」と見ている。(翻訳・編集/内山

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