2015年9月29日、韓国の秋夕（旧盆）連休のある朝、心臓まひで倒れた男性の命を救急隊が救った。韓国・YTNテレビは、隊員の冷静な対応に加え、男性の家族へも配慮を怠らない姿が感動を呼び起こしたと伝えた。

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連休初日の早朝6時50分ごろ、心臓まひで倒れた男性の元に、通報を受けた3人の救急隊が駆け付けた。隊員らは男性に心臓マッサージを施す一方で医師と連絡を取り、男性の状態を細かく報告しながら医師の指示を受け冷静に処置を行った。男性の心拍がなかなか戻らない中、横で泣く男性の妻に対しては、「全力を尽くします。信じてください」と力強く誓った。活動を開始してから27分後、男性はようやく息を吹き返し、すぐに病院に運ばれた。

YTNテレビは「隊員らの冷静な対応が光った瞬間だった」と報じ、これに韓国のネットユーザーから数多くのコメントが寄せられた。

「現代の英雄だ！」

「これを読んだら黙っていられない。感動した、そして、ありがとう」

「すてきです」

「立派だ。こういう方たちの給料を上げてほしい」

「心肺蘇生は4人くらいでやっても大変なのに」

「朝から涙が出たよ」

「国会議員はこれを教育の素材に活用して！」

「あなたたちがいるからこそ、少しはましな世の中で生きられる」

「皆さん、救急車が通る時は必ず道を開けましょう」

「国会議員は今後、海外出張じゃなくて救急隊の現場をついて回った方が勉強になるんじゃないか？」

「お盆でもこうして働いてくれる方たちがいるとは、ありがたい」

「こんなふうに見えない所で救われている命が、相当あるはずだ」（翻訳・編集/和氣）