中国の大ヒット映画、公開3日目で早くも違法コピー氾濫!ライバル映画会社の陰謀説も―中国

Record China    2015年9月30日(水) 21時10分

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28日、中国映画の最高ヒット作になると見られる映画「ロスト・イン香港」の違法コピー動画が、公開2日目にして早くもネット上に出回ったことについて、大手映画会社が契約社員の仕業だったことを声明文で発表した。

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2015年9月28日、中国映画の最高ヒット作になると見られる映画「ロスト・イン香港」の違法コピー動画が、公開2日目にして早くもネット上に出回ったことについて、大手映画会社が契約社員の仕業だったことを声明文で発表した。新浪が伝えた。

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2012年に中国映画の最高のヒット作(当時)となったコメディー「ロスト・イン・タイランド」に続く最新作。公開を迎えた25日には興行収入が2億1200万元(約40億円)に達し、初日の最高記録を樹立。3日間での興行収入は6億8000万元(約128億円)で、3日連続で2億元(約38億円)を超えた映画はこれが初めて。中国映画市場における最高ヒット作になるのは間違いなしと見られている。

監督・出演のシュー・ジェン(徐[山争])が28日に中国版ツイッター上で、前日から「ロスト・イン香港」の違法コピー動画がネット上に出回っていることを明らかに。「映画業界全体の災難だ」と怒りを示し、親しい映画関係者に対して「どう対処すればいいかメールを送ってきて」と訴えている。

この違法動画について、大手映画会社・楽視影業の社員を名乗る人物が、自分が拡散させたとネット上で発言していた。29日、楽視影業では声明文を発表し、社内の人物による「個人的な行動」だったとする声明文を発表。該当者をすでに解雇処分したとして、シュー・ジェンに謝罪している。

ネット上では正々堂々と謝罪した楽視影業の態度を支持する声もあるが、「本当の黒幕は楽視影業自身では?」という見方も。今月30日から、楽視影業が製作に加わった話題作の3Dファンタジー時代劇「九層妖塔」が公開予定で、「ロスト・イン香港」にとっては大きなライバルとなる。このため、「声明文一つで終わらせてはいけない」「責任を徹底的に追及すべき」と、「ロスト・イン香港」への声援が大きくなっている。(翻訳・編集/Mathilda

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