2015年9月25日、韓国・ニューシスによると、韓国の若い女性の間で伝統衣装の韓服がブームになっている。週末になると、ソウル市内の古宮や伝統家屋が多く残る北村などで韓服を着た若者の姿が見られ、インターネットブログやSNSなどにも韓服姿の自撮り写真を載せることがはやっている。

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このほど新調した韓服を着て釜山に旅行したという28歳の女性は、「小学校を卒業してからは韓服を一度も着たことがなかったけれど、『こんなに美しい韓国の服を、人の目を気にしながら着ることはない』と思って買った」と語る。なじみがなく不便そうに見えた韓服も、実際に着てみると「とても楽で実用的。綿素材の生活用韓服なら、家で手洗いができる」という。

ソウル中心部で韓服のレンタルを行う店は、今や1日レンタルでも予約が難しい状態だ。もともとは外国人を対象にレンタルを始めた店にも、この春ごろから韓国人の問い合わせが増え、最近では客の60％を韓国人が占めている。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「韓服を着た女性たちはとてもきれい。改良して着やすくした韓服をどんどん作ってほしい」

「日本人がお祭りで浴衣を着るのを見ていつもうらやましいと思っていた。韓国にも、普段韓服を着てもおかしくない雰囲気ができるといいな」

「こういう文化は実にいいね。SNSはもともとこういう趣旨で始まったはず」

「韓服最高！カジュアルな物は楽でかわいいし、伝統韓服は色味がとてもきれい」

「久しぶりにうれしくなる記事を読んだ」

「韓国の物だけにこだわる必要はないけど、大切に守るべき物を忘れないようにしよう」

「こんな流行はもっと起こってほしい。流行がずっと続きますように」

「学校の制服も韓服に変えるべき。日本植民地時代の制服を着てるなんて…。韓国だけの学生服を着せてあげよう」

「去年、スペインのバルセロナの街に、韓服を着て写真を撮ってる女性がいたよ」

「こういうブームはいくらでも歓迎！わが伝統文化を自然に受け継ぐ動きだ」（翻訳・編集/和氣）