安倍首相は祖父の遺志を誤解?=岸信介は「海外派兵は憲法違反」と認識か―台湾メディア

Record China    2015年9月23日(水) 16時33分

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20日、台湾・東森ニュースは、安倍首相が就任以来の宿願を果たし、強烈な反対の声を押し切って安保法案を通過させたと伝え、祖父である岸信介の遺志は継いだものの「祖父のタブーを犯した」と報じた。写真は自民党のポスター。

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2015年9月20日、台湾・東森ニュースは、安倍首相が就任以来の宿願を果たし、強烈な反対の声を押し切って安保法案を通過させたと伝え、祖父である岸信介の遺志は継いだものの「祖父のタブーを犯した」と報じた。

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安倍首相の友人によると、安倍首相がこれほどまでに安保法案にこだわったのは岸信介の影響だという。安倍首相は今年7月に東京で行った講演で、祖父の岸信介が、安保条約は50年後に理解してもらえると言い、本当に20〜30年後には大多数の支持を得ることができたと語った。

岸信介は1960年、退陣と引き替えに改訂安保条約の採決を強行した。だが、岸信介の下で働いていた藤井裕久氏によると、岸氏はかつて「日米保安条約は集団的自衛権の解禁だとみなされているが、そうではない。憲法は海外への派兵を禁じている」と語っていたという。日本のメディアは、藤井氏の発言が本当なら、安倍首相は「岸信介の遺志」を大きく誤解しており、岸氏の堅持した「憲法第9条」のタブーを犯していると報じた。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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