Record China 2015年9月26日(土) 11時54分
拡大
25日、韓国の朴槿恵大統領が国連の場で「セマウル運動」を世界に向け発信するとの報道に、韓国のネットユーザーからさまざまな声が寄せられている。資料写真。
(1 / 2 枚)
2015年9月25日、韓国・ニューシスによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が国連総会などに出席するため25〜28日の日程で訪米するのに当たり、韓国の「セマウル運動」を世界に向け広報する席が設けられる。セマウル運動は、朴大統領の父親でもある朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領が提唱し、1970年代に勧められた韓国の農村開発運動。セマウルは「新しい村」を意味する。
【その他の写真】
米現地時間の26日午後にニューヨークの国連本部で開かれる「セマウル運動高官級特別行事」には、朴大統領のほか、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長、国連開発計画(UNDP)総裁、経済協力開発機構(OECD)事務総長、世界銀行副総裁、4〜5カ国の開発途上国首脳らが出席予定だ。朴大統領はこの席で、韓国の地域開発を成功に導いたセマウル運動を現代の開発途上国の農村開発に生かすべく、国際機関との協力を図る方針だ。
韓国大統領府によると、朴大統領は就任直後からセマウル運動を世界的に最も成功した農村開発戦略と位置付け、アフリカや東南アジアなどの開発途上国に対しノウハウ継承を推進してきた。その結果、世界50カ国から韓国のセマウル事業導入の申し出があったという。
これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。
「セマウル運動は、強力な政府と飢えた国民、そして内外の環境がぴったりかみ合ってこそ可能だ。民主社会では難しいだろう」
「韓国人の勤勉な精神はセマウル運動によって作られた。国民に主体性と参加意識を植え付けたことにおいては、過去最大の実績を残した政策だ」
「セマウル運動は、やればできるという平凡な真実に気付かせてくれた革新運動だ。こういうことを暮らしの苦しい国と共有することは、意義が大きいと思う」
「セマウル運動があったからこそ、韓国が暮らしやすい国になったんだ。もう一度この精神の下に国民が団結すれば、怖い物もなくなるだろう」
「こっちがお金を出してあげて広報するのか?お金をもらってやるべきでは?」
「父がセマウル精神で貧しさに打ち勝ち、娘はその精神を世界に広めるのか。良いことだ」
「やっぱり朴槿恵大統領は最高だ」
「もともとは日本統治時代の農村振興運動から始まった物だよ」(翻訳・編集/和氣)
この記事のコメントを見る
Record China
2015/9/17
2015/9/21
2015/9/16
2015/9/12
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る