2015年9月17日、中国メディア・観察者網は米メディアの記事を引用し、中国の北海艦隊司令官が、南シナ海は中国のものだと「驚くべき発言をした」と伝えた。

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15日から英国ロンドンで開催された大規模防衛見本市での防衛会議で、海上自衛隊の大塚海夫参謀長が、名指しこそ避けたものの、某国が西太平洋の秩序を見出し、南シナ海で一方的な現状変更を行っていると非難したことに対し、中国北海艦隊の袁誉柏司令官は、「南シナ海はその名前の意味の通り中国のものだ」と反論した。

このニュースが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で伝えられると、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「南シナ海は中国のものとはよく言った！」

「これってごく当たり前のことを言っただけだろ？」

「いや、もともと南シナ海は中国のものだろ。何を怖れているんだ？」

「これはただの事実じゃん。何も驚くような発言ではない」

「驚くべき発言？ただ事実を述べただけだろ。この記事はちょっとおかしい」

「これのどこが驚くべき発言なんだ？自分の海であると言うこともできない方がおかしいだろ」

「これが驚くべき発言なら、真相はなんなのだ？」

「このような国際舞台ではっきり言えるというのは、中国が台頭した具体的な表現といえる」

「ならば、米国の戦闘機が南シナ海に頻繁に出入りしているのは、外海を守ることができないということなのか」（翻訳・編集/山中）