2015年9月17日、韓国の李桐弼（イ・ドンピル）農林畜産食品部長官がこのほど訪日し「新宿を韓流拡散の拠点とする」と宣言したが、一時期日本を沸かせた韓流ブームも今では冷え切ってしまった、と韓国・MBNテレビが伝えた。

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「昨今の日韓関係や韓国についてどう考えているか」との質問に、55歳の日本人男性は、「政治的な関係が悪化したことで、韓国が日本を良く思っていないようなので、その反動で日本人も対抗していると思う」と答え、20歳の女性は韓流について、「アイドルグループは多いみたいだけど、バンドのような新しい魅力がないから関心が減った」と答えた。

東京のコリアンタウンとして知られる新大久保の店主が「（嫌韓）デモも行われて街の人通りが大幅に減った」と語った通り、韓国料理店の行列もなくなり、街自体に閑散とした雰囲気さえ漂う。こうした事態に、農食品関連の日韓会談のほか、日本で韓流・韓国料理のイベントを実施するなど、韓国政府も対応に乗り出している。

これについて、韓国のネットユーザーからは次のようなコメントが寄せられている。

「『冬のソナタ』なんて大昔のドラマ。いまさら韓流なんて…」

「何においても永遠はない。うまく行っているときは謙虚にすべきだ」

「韓国人だって、韓国はイマイチだよ」

「今ごろ知ったのか？」

「僕も日本が嫌い。日本製品は買わず、日本旅行もやめよう」

「嫌韓まで持ち出さなくても、イマイチなんじゃないか？」

「食べ物やK−POPより、韓国のゲーム産業の方がはるかに稼げる」

「韓流にも発展や目新しい物がなければブームは続かないよ。日本ではもう韓流は時代遅れ」

「たまに明洞（ソウルの繁華街）に行くけど、自分でもまた来たいとは思わない。人混みしか見る物がないしね」

「日本人は韓流の好き嫌いにかかわらず、韓国に関心もないし気にしてもいない。『江南スタイル』が世界を席巻し、サムスンのスマートフォンが世界シェア1位になったときも、日本だけは無風地帯だった。こちらも気にしないのが一番」（翻訳・編集/和氣）