スペシャルオリンピックスが閉幕―上海市

2007年10月11日夜、上海市で開催されていた知的障害者のスポーツ大会「第12回スペシャルオリンピックス夏季世界大会」の全日程が終了、閉幕した。本大会は初めてのアジア、そして発展途上国での開催となった。規模も過去最大となり、160の国と地域から7000人を超える選手が参加した。

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盛大に催された閉会式のクライマックスでは、10日間にわたり燃え続けていた聖火がゆっくりと消された。高々と掲げられていた大会旗も下ろされ、次回大会へのバトンとして2009年冬季大会のアメリカ・アイダホ州、2011年夏季大会のギリシャ・アテネ市へと手渡された。

スペシャルオリンピックスは大成功のうちに閉幕したが、スポーツ大会以外にも期間中には知的障害者のための福祉政策に関する会議、世界家庭フォーラム、世界青少年サミットなどの各種イベントも開催された。また世界各国から集まったアスリートは市民との交流活動に参加し、「平等・承認・包容」の大会精神を実現した。（翻訳・編集/KT）