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1500万元を投じてウランブハ砂漠の緑化事業に取り組む中韓共同プロジェクトの正式調印式がこのほど行われた。
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2007年10月10日、中国の新華社サイト「新華網」は内モンゴル自治区バヤンノール市政府の発表として、ウランブハ砂漠の中韓共同緑化プロジェクトがこのほど正式調印されたことを伝えた。
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このプロジェクトは、ウランブハ砂漠北部にあるバヤンノール市防砂総合試験場内でおこなわれる。2008年から2010年までの3年間に1500万元(約2億4000万円)が投じられるが、このうち半分に相当する100万ドルが韓国政府からの援助で、残りを中国政府が負担するとのこと。
同市はこれまでに防砂林の植樹や自然林の保護などの緑化事業に4億元(約64億円)を費やし、14万ヘクタールもの造林をおこなっていると説明。
この共同プロジェクトでは、ハイテク温室苗床や暴風防砂林の開発がおこなわれ、その成果に今から大きな期待が寄せられている。(翻訳・編集/本郷智子)