2015年9月12日、台湾メディア・東森新聞雲は、日本のテレビ番組で中国人観光客のマナー問題が取り上げられたと報じた。15日付で参考消息網が伝えている。

【その他の写真】

日本の番組では、浅草で2人の中国人女性が料金を支払う前に焼き団子を食べた上、店員が包を開けた後に「要らない」と購入を拒否する様子が放送された。また、富士山では、木に登って記念撮影したり、禁煙区域で喫煙した上、吸い殻を山林の中に投げ捨てたり、柵を乗り越えて持ち帰りが禁止されている岩石を拾ったりする人がいたという。

中国人観光客のマナーについては、かねてからたびたび指摘されている。新浪の中国版ツイッター・微博（ウェイボー）アカウントはこの報道を受け、「海外旅行に行く人は、行動に注意してください」とつぶやいている。また、中国のネットユーザーは次のようなコメントを残している。

「素養の低い人は海外に出ないでください」

「国際的な笑いものだ」

「こういう恥さらしは帰ってくるな」

「日本にまで行って笑われて、国の尊厳まで失わせた」

「最後の一言には納得いかない。国内なら注意しなくてもいいってのか？」

「海外旅行とは関係ない。国内なら吸い殻をポイ捨てしたり、木に登ったりしてもいいって言うの？」

「マナーの問題は自発的に取り組まないと。外国だけでなく、どこにいてもね」

「こういうのがマナー違反だと思ってない人もいる。それが一番怖いんだよ」

「日本でこういう行為をするのは気持ちがいい。ほかの国では気をつけないといけないけど、日本人は恥知らずだから構わない」

「わざわざ日本になど行くな」

「日本でなら構わないとかいうコメントにはあきれるね」

「恥をかいておいて反省しないどころかまだ強気なコメントが出ているのを見ると、日本人に見下されるのも無理はないと思う」

「中国人として、申し開きできない」（翻訳・編集/北田）