日本の女子バスケが台頭、2人の選手がキーポイントに―中国紙

Record China    2015年9月15日(火) 9時25分

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5日、湖北省武漢市で行われたバスケットボール女子アジア選手権決勝で、日本は中国を破って優勝を決めた。

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2015年9月11日、北京青年報によると、5日に湖北省武漢市で行われたバスケットボール女子アジア選手権決勝で日本は中国を破って優勝を決めた。これまで、女子バスケットにおいて、中国は日本をライバルと見なし、その戦績では常に優位に立ってきた。しかし、リオデジャネイロ五輪(2016年)予選ではその状況に変化が生じ、日本はここ数年、突出した成績を収めてきた。例えば、13年のアジア選手権では43年ぶりの優勝を果たし、今回の優勝では、リオデジャネイロ五輪の出場切符を手にした。日本の女子バスケットはどのようにして、急速な台頭を遂げたのだろう?

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中国の一部の女子バスケットの監督は、日本を分析した際、鍵となる選手としてガードの吉田亜沙美とセンターの渡嘉敷来夢を挙げた。2人が、日本の要となっている。吉田は身長165センチと身長は決して高くない。しかし、試合のリズムやチームの攻撃の面で、非常に重要な役割を果たしているほか、メンタルが非常に強く、中国は吉田にやられたと言っても過言ではない。吉田のパフォーマンスは、有名なガード、大神雄子を彷彿させる。2人は、日本代表として数年間ともに戦った経験を持ち、吉田はその間に多くの技を学んだ。日本の女子バスケットは、ガードの育成において、先輩が後輩に技術を引き継いでおり、重要なこのポジションにおける競争力を保ってきた。

13年のアジア選手権で、他の国は吉田と渡嘉敷を擁する日本の実力を見せつけられた。他のポジションの選手には、多少の入れ替わりがあったとしても、この2人を中心として調整が行われており、これが、日本の女子バスケットが急速に台頭した直接的な原因だ。

その他の日本の女子バスケットのもっと奥深い点について、著名なバスケット専門家・朱彦碩(ジュウ・イエンシュオ)氏は、「日本において、女子バスケットはとても重視されており、期待も高い。日本は主に中学校や高校のクラブで人材育成が行われているが、日本のバスケット協会は3連休以上の休みがあるたびに、U14やU16、U18のうち、優秀な選手を集めて合宿を行っている。そのようにして、選手同士が知り合う機会ができ、将来に同じチームで戦う基礎ができる。その他、日本の女子バスケットリーグに所属している選手の給料が安くない。また今回のアジア選手権の前に起こった日本バスケット協会の管理問題も解決した。この点、女性バスケットはサッカー界の経験を参考にした。例えば、合宿の面を見ると、国際試合出場停止の影響を受け、合宿の期間は短くなったものの、6月以降、女子バスケット日本代表チームは6度の強化合宿を行った。そして、海外のコーチを招聘し、練習を強化。1度の期間を2週間ほどにし、その後は数日休みを与えて、モチベーションの維持を図った」と分析している。

人材育成や代表チームの合宿の方法において、日本と中国は大きく異なる。そのため、中国が日本を参考にすることはあまりできないが、日本の女子バスケットのここ数年の優秀な成績は、その道が決して間違っていなかったことを証明しており、一つの成功例であることは間違いない。(提供/人民網日本語版・翻訳/人民網・編集/武藤)

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