2015年9月10日、中国の掲示板サイトに、「ショベルカーから見る日本の製造技術のレベル」と題するスレッドが立った。

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スレ主は、父親が仕事で使用するため08年に中古で購入したというコマツの油圧ショベルについて、「消耗品の交換以外ではいまだに大きな修理をしたことがなく、油漏れもない」と紹介。一方、親戚が購入した中国メーカーのショベルカーは、頻繁に故障し、油にまみれているという。

それでスレ主は、「日本製は安定していて壊れにくい。しかも作りが精密でパワーも中国製より上だ。それにメンテナンスしやすいように作られていて音も静かだ」と日本製品の質の高さを称賛した。

これに対して中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。

「接する機会が多いから分かるのだが、日本製品は質が高くて値段も高くはない。だから日本製品ボイコットなんてしないね」

「コマツは確かにいい。俺は高速道路建設に携わっているが、ショベルカーはコマツ一色だ」

「小型ショベルなら俺もよく分かる。数年前にコマツとクボタを購入したが、消耗品の交換だけで、油漏れが一切ない。でも中国メーカーは2日に1回小さな修理が必要で、3日に1回は大規模な修理が必要だ」

「自動車以外では、日本製品ボイコットをほとんど聞かないからな」

「愛国青年たちよ、コマツのショベルカーもボイコットした方がいいぞ」

「中国の重機は確かにまだレベルが低いが、だからといって中国人が放棄してしまったら発展できなくなる。だから中国人として中国メーカーを支持すべき」

「日本の重機なんて中韓と比べればマシに過ぎない。ボルボやキャタピラーとは比べようがないよ。それに大型重機なら中国の三一重工の方が日本より上」（翻訳・編集/山中）