2015年9月12日、03年に他界した香港の俳優レスリー・チャン（張国栄）が59回目の誕生日を迎え、かつての共演者たちが思いを込めてメッセージを発信。香港だけでなく中国でも、今も大きな影響力を持っている。新浪が伝えた。

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「さらば、わが愛/覇王別姫」など数々の映画で知られるレスリー・チャンは03年4月1日、ホテルの上層階から身を投げ帰らぬ人となった。59回目の誕生日を迎えた12日、映画「君さえいれば/金枝玉葉」や「金玉満堂/決戦！炎の料理人」で共演した女優アニタ・ユン（袁詠儀）が、当時の共演写真を中国版ツイッターにアップし、「誕生日おめでとう」とメッセージを発信。映画「夢翔る人/色情男女」で共演した台湾の女優スー・チー（舒淇）はじめ、数々のタレントたちがレスリーへの愛のこもったメッセージを記している。

大手ポータルサイト・新浪では「レスリー・チャン　誕生日」が検索ワード上位に登場するなど、その影響力は今でも大きい。中国の大手メディアもこぞって記事に取り上げ、国営・中央テレビ（CCTV）の公式ミニブログでは、レスリーの写真を掲載。人民網の公式ミニブログも映画の名セリフを紹介し、法制晩報は「今も人々を魅了し続けるスター」と解説している。

香港の日刊紙・文匯報は、今の韓流とは逆に、かつてはレスリーが韓国で不動の人気を誇ったことを紹介。1989年に韓国でお菓子の広告に起用されたことがきっかけでブレークし、2003年の人気投票「映画スター100人」では、レスリーが海外部門の1位に選ばれている。（翻訳・編集/Mathilda）