1億6千万人の被災者を支援、心理的援助も実施―中国赤十字会

2007年10月9日、中国赤十字会の蘇菊香（スー・ジューシャン）副会長は新華社の取材に答え、被災者救済にかける赤十字会の取り組みを伝えた。

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同氏によると、赤十字会は1987年以来国内外から42億元（約670億円）の募金を集めて災害救助にあたり、1億6000万人を超える人を支援してきたという。現在では全国6か所に災害救援センターを設立、また湖南省・安徽省など災害が多発する13の省に独自の救援センターを設立し、災害発生後、迅速に救援物資を被災者に届けるための即応能力構築に尽力している。

また、近年では物資の援助だけではなくカウンセリングなどの心理的援助も実施している。災害発生後には被災者の心理に大きな打撃があるため、正常な生活への復帰には精神科医などによる心理的治療が必要になるという。（翻訳・編集/KT）