八牧浩行 2015年9月10日(木) 10時32分
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10日、東京株式市場で日経平均株価は急反落し、前日比800円超安と1万8000円を割り込んだ。前日の米国株式市場でダウ工業株30種平均が大幅安となり投資家心理が悪化。前日に日本株は急騰したことから利益確定売りが大量に出回った。写真は東京証券取引所。
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2015年9月10日、東京株式市場で日経平均株価は急反落し、一時前日比800円超安と1万8000円を割り込んだ。前日の米国株式市場でダウ工業株30種平均が大幅安となり投資家心理が悪化。前日に日本株は急騰したことから利益確定売りが大量に出回った。
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前日の日経平均は1343円高と、1994年1月末以来、21年7カ月ぶりの上昇幅を記録、終値で1万8770円を付けた。ただ日米中をはじめとする世界経済に大きな好材料は見当たらず、薄商いの中で短期筋による買い戻しにとどまった、との見方が多かった。その反動で10日の市場では目先の利益を確定する売りが膨らんだ。
10日朝に発表された7月の機械受注統計の内容が悪化したことも嫌気され、ほぼ全面安の展開となっている。(八牧)
■筆者プロフィール:八牧浩行
1971年時事通信社入社。 編集局経済部記者、ロンドン特派員、経済部長、常務取締役編集局長等を歴任。この間、財界、大蔵省、日銀キャップを務めたほか、欧州、米国、アフリカ、中東、アジア諸国を取材。英国・サッチャー首相、中国・李鵬首相をはじめ多くの首脳と会見。東京都日中友好協会特任顧問。時事総合研究所客員研究員。著・共著に「中国危機ー巨大化するチャイナリスクに備えよ」「寡占支配」「外国為替ハンドブック」など。趣味はマラソン(フルマラソン12回完走=東京マラソン4回)、ヴァイオリン演奏。
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