手付かずの自然を守れ！カナスを世界最大の国立公園に―新疆ウイグル自治区

2007年10月8日、新疆ウイグル自治区の景観管理委員会は、今後数年以内にカナス湖を中心とした美観地区を国立公園にする計画を明らかにした。計画面積は1万平方kmを超す規模で、世界最大の米イエローストーン国立公園より大きくなる。

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旅行ブームを反映し、今年カナス美観地区を訪れた観光客は延べ92万人。昨年同期より3割増で、年内にも100万人を突破する勢い。しかし、観光客はカナス湖周辺の細長い地域に集中し、すでに受け入れ能力を超えている状態。また付近の生態環境にも悪影響が出始めた。

そこで、近隣のカバ県とブルチン県の美観地区も組み込んだ国立公園として観光開発を進めつつ、自然を保護していくことになった。（翻訳・編集/WF）