日中韓をビッグマック指数・ラテ指数で比べたら=「韓国ではコーヒー1杯が食事代より高い」「先進国の日本と韓中を比べるな」―韓国ネット

Record China    2015年9月8日(火) 5時30分

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5日、韓国・イーデイリーは、世界的な商品価格を基に、日中韓の物価指数を比較した。この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。写真は中国のスターバックス。

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2015年9月5日、韓国・イーデイリーは、世界的な商品価格を基に、日中韓の物価指数を比較した。

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物価水準を計算するときには、一般的に消費者物価指数を使用するが、この代わりに利用できる指標がある。世界的なブランドの商品価格を使って出された「ビッグマック指数」と「スターバックス指数」だ。この指標を使えば、日中韓の居住者が感じる体感物価を確認することができる。

ビッグマック指数は、英経済専門誌エコノミストが、1年に2回発表しているが、筆者が今年9月、日中韓のビッグマックの価格を調査し直接比較した。韓国ではビッグマック1個が4600ウォン(約455円)、中国は19元(約356円)、日本は360円だった。これを見ると、韓国の物価が最も高く、日本がその次、中国の物価が最も安いことがわかる。

また、エコノミスト誌が04年から発表している「スターバックス指数」も独自に調査した。これは、トールサイズのカフェラテを基準にして「ラテ指数」とも呼ばれている。ラテ1杯の価格は、韓国が3ドル85セント(約455円)、中国が4ドル25セント(約505円)、日本が3ドル10セント(370円)となり、中国が最も高く、次に韓国、日本が一番安い。

この結果を基に最低賃金で労働した場合、労働者がビッグマックとラテを買って食べるために、韓国では49分、日本では27分働かなければならない。さらに中国では、ビッグマック1個を購入するにも1時間11分、ラテは1時間42分働く必要がある。中国では、日韓より最低賃金が低いため、より多く働かねばならないことになる。

この報道に、韓国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられている。

「しかし、コーヒー1杯が食事代より高い(韓国のオフィスビルなどには各社が共同で利用できる格安の食堂がある)とはどういうことだ」

「中韓の比較は分かるが、先進国の日本をなぜ比較対象に入れる?」

「日本は経済規模が韓国の3倍もある大国だ。それを考慮したら韓国はものすごく物価が高いように思う」

「なぜスタバを基準にする?韓国のスタバは物価に比べて割高感が強い。それを基準にすること自体間違っている」

「ビッグマック指数やスターバックス指数はあまり有用な指標ではないと思う。生活様式や文化的な違いに大きな影響を受けるし、全体的な物価水準を測定するには適当ではない」

「中国の場合、国の中でも北京や上海と地方都市では物価が大きく違っていると思う。ビックマックは全国同じ価格か?」

「以前よりはましになったみたいだけど、中国の賃金低いね」

「中国でスタバのカフェラテなんて買えるやつがどれだけいる?」

「日本は、最低賃金が高くて物価は安い。勤労契約書も必ず書く。韓国とは大違いだ」

「結局スタバのコーヒーを安く買って飲むには、その国の工業力を上げねばならないということだな」(翻訳・編集/三田)

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