2015年9月4日、中国を訪問している韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は上海市を訪れている。午前10時50分（日本時間同11時50分）、ある市民が偶然に朴大統領と遭遇した場面の写真を「ウィーチャット（中国の無料メッセンジャーアプリ）」に投稿した。

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「道路が封鎖されているなんて久しぶりだと思ったら、朴大統領が来ていた」として投稿された5点の写真。朴大統領は上海市内の旧フランス租界にある大韓民国臨時政府跡地に建つ記念館を訪れている。同国臨時政府は1919年、日韓併合に反対する独立運動家が設立したもので、ここで初代大統領を務めた李承晩（イ・スンマン）氏は1948年、大韓民国建国後の初代大統領となった。

同記念館は中国側が戦勝70周年記念式典の時期に合わせて全面改装を行っていたが、4日に開館式が行われ、朴大統領もこれに出席した。朴大統領は前日に北京で行われた軍事パレードにも出席しており、習近平（シー・ジンピン）中国国家主席から厚遇を受けている。（翻訳・編集/愛玉）