2015年8月31日、環球時報は中国経済の減速について海外メディアの報道を引用し、「多方面が中国の影響を懸念、英紙はアベノミクスへの悪影響を指摘」と伝えた。

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シンガポールのザ・ストレーツ・タイムズ紙は、「中国は現在世界第2位の経済大国で、世界で大きな影響力を持つ。中国はすでに世界75カ国にとって最大の貿易パートナーで、多くの国は中国に深く依存している」と中国の影響力の大きさを紹介。

韓国・YTNは「中国経済の減速は韓国経済に大きな影響を与える」と報じている一方で、中国経済減速に対する懸念は大げさだとする声も聞かれている。

このほか英紙フィナンシャル・タイムズは日本のアベノミクスへの影響について報道。同紙は、「10年前であれば、中国経済の成長が減速したとしても日本ではさほどの波は立たなかっただろう。だが今は時代が違う。日本の経済学者は、『日本経済にとって、中国の重要性はすでに米国と同等』と指摘する。安倍首相はアベノミクスに首相生命をかけていると言っても過言ではないが、日本の2015年第2四半期の国内総生産（GDP）速報値は年率換算で1．6％減少している。加えて中国経済の減速はアベノミクスに打撃を与え、最終的に計画が失敗する可能性もある」と指摘した。（翻訳・編集/内山）