2015年8月26日、韓国・聯合ニュースによると、韓国・アシアナ航空の金秀天（キム・スチョン）社長が、「一部超大型旅客機を除く全機でファーストクラスを廃止する」と明らかにした。

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金社長はこのほど、社員らに動画メッセ―ジを送り、「中東呼吸器症候群（MERS）の影響で6〜8月の損害は約1500億ウォン（約149億円）となった。まだ日本線や中国線が完全に回復していないため、今後の業績にも影響が出るだろう」と述べ、「欧州エアバスの超大型旅客機『A380』4機を除く全ての旅客機をビジネスとエコノミーの2クラスに転換する」と明らかにした。アシアナ航空は大型機でのみファーストクラスを運用してきたが、需要が少なく、チケットが売れ残ることも多かったという。

これについて、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せている。

「ファーストクラスをなくすということはエコノミークラスの値段が上がるということでしょ？チケットは取りやすくなるだろうけど…」

「全ては韓国政府のせい。文句を言うなら朴大統領に！」

「MERS感染の疑いがあるのに外出した人たちを韓国から追い出したい」

「海外旅行をする時、航空券代が一番もったいない。エコノミーを増やして少し値段を下げれば、みんなアシアナを利用する」

「大韓航空もアシアナも値段が高いから外国の航空会社を利用する。韓国の航空会社は潰れてしまえばいいと全国民が思っているよ」

「大韓空港ではなくアシアナを利用しよう」

「大韓航空は絶対にファーストクラスをなくさないだろうね。役員が乗る席がなくなってしまうから（笑）」

「航空券代を下げて、エコノミークラスの乗客にもマカダミアナッツを無料で提供すれば、アシアナを利用する人が急増する」

「遺憾だ…。MERSのせいで韓国がどんどん駄目になっていく」

「MERSの次は北朝鮮との戦争問題。こんな状態で外国人観光客が戻って来るか？」

「ファーストクラスはみんなの憧れ。一度乗ってみたかったからとても残念だ」（翻訳・編集/堂本）