<北京五輪>メイン会場「鳥の巣」を無断で広告に使用!自動車メーカーなどを知財権の侵害で訴え―中国

Record China    2007年10月4日(木) 11時39分

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10月3日、北京五輪のメインスタジアム「鳥の巣」のイメージを無断で広告に使用したとして、北京の大手自動車メーカーを含む10社以上が知的財産権の侵害で訴えられている。

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2007年10月3日、「北京青年報」の報道によると、北京五輪のメインスタジアム「鳥の巣」のイメージを無断使用したとして、北京の大手自動車メーカーを含む10社以上が先月26日に知的財産権の侵害で提訴されていたことがわかった。損害賠償請求額は、総額4000万元(約6億4000万円)を超える。

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今回の訴えを起こしたのは、「鳥の巣」の所有権を持つ国家体育場有限会社。同社は、「北京五輪のメインスタジアムである「鳥の巣」のイメージを無断で広告に使用した各企業は、当社や北京五輪と特別な関係にあると消費者に思わせ、不当な利益を得た」と主張し、画像使用の即時停止と公開謝罪により消費者の誤解を解くこと、さらに各企業に対し400万元(約6400万円)の賠償を求める訴えを中級人民法院に提出した。

訴えられた各企業では、イメージが悪化を恐れて裁判ではなく和解による解決を求めているという。なお、大手自動車メーカーでは報道機関の取材に一切応じていないため、今後の対応についてはまだ明らかとなっていない。(翻訳・編集/hejian)

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