2015年8月24日、韓国・ハンギョレによると、25日に任期の折り返しを迎える韓国の朴槿恵(パク・クネ)政権の2年半に対し、専門家らは厳しい評価をしている。

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23日、ハンギョレが政治専門家10人に、朴政権の2年半に対する評価を尋ねたところ、10人全員が「評価すべき業績がない」と回答した。明知大学のシン・ユル教授は「選挙で約束した経済民主化は、実践する意思があれば実現可能なのに、これをやろうとしなかった」と指摘した。また、「国家の使命である『国民の安全と生命を守ること』に関しては0点だ」と批判。民コンサルティングのパク・ソンミン代表も「大統領は普段は見えていなくても、国の危機を感じたらその存在を示すべき。しかし、朴大統領は危機になればなるほど見えなくなる」と指摘した。

チョン・ウォンチェク弁護士も「セウォル号と中東呼吸器症候群（MERS）を通じて国民は実感したはずだ。国家の危機対応能力を明らかに下落させた」と話した。その他、「統合のリーダーシップを期待していたが、独善的で一方的だった」「権力を扱う方式には能力を発揮するが、他のことには無能だ」「極めてアマチュア的」など、厳しい意見が相次いだ。

これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せている。

「陰ではいろいろ努力してくれていると信じたい」

「北朝鮮メディアの報道かと思った。北朝鮮との関係が緊張している時にこんな情けない記事を掲載するな」

「今は国民が一つになって北朝鮮に立ち向かう時。政府や大統領を批判するメディアはこの国から出て行ってほしい」

「朴大統領は歴代大統領の中で一番インパクトが強い」

「歴代の大統領と大差ないよ。誰が大統領になっても同じ結果になる」

「確かに称賛できる点は一つもない。特に妹の管理は最悪！親日発言をする妹を野放しにするな」

「朴大統領が2年半でしたことと言えば、ネットのコメント欄を炎上させたことくらい？」

「たばこ税の引き上げと低所得層の所得税引き上げに関しては有能」（翻訳・編集/堂本）