2015年8月23日、中国新聞網は記事「香港官僚：香港を訪れる観光客の伸び率が低迷、これ以上追い払ってはならない」を掲載した。

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22日、香港特別行政区政府商務・経済発展局の蘇錦梁局長は、世界経済の先行きが不透明化する中、香港を訪れる観光客の伸び率が低下していると指摘。一部の香港人による“追い払い”などの過激な行為が香港のイメージを損ねているとコメントした。今年上半期に香港を訪れた観光客数は前年比2．8％の増加（年率換算）を記録したが、7月、8月はマイナスに転じている。

昨年の雨傘運動以後、香港では中国人観光客や香港在住の中国本土出身者を狙った過激な抗議運動が頻発している。罵声を浴びせるなどの嫌がらせはメディアに大きく取り上げられた。蘇局長は香港のイメージ悪化につながったとして、こうした行為を市民が批判するべきだと呼び掛けた。（翻訳・編集/増田聡太郎）