明暗分かれた日本と韓国の観光業界、訪日観光客は1000万人突破、韓国の観光赤字は昨年全体を超える2800億円―韓国メディア

Record China    2015年8月21日(金) 17時21分

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20日、韓国・聯合ニュースによると、今年1〜7月に海外を旅行した韓国人の数が前年同期比19.4%増の1082万人に達した一方で、韓国を訪れた外国人観光客の数は大幅に減少した。写真はソウル。

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2015年8月20日、韓国・聯合ニュースによると、今年1〜7月に海外を旅行した韓国人の数が前年同期比19.4%増の1082万人に達した一方で、韓国を訪れた外国人観光客の数は中東呼吸器症候群(MERS)の影響で大幅に減少した。環球網が伝えた。

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韓国人の海外旅行が増えた背景には、国際原油価格の下落や円安があるとみられている。これとは対照的に、この時期に韓国を訪れた外国人観光客は同8.5%減の730万5000人にとどまった。なかでも、7月は62万9700人と53.5%の激減。観光収支の赤字も拡大し、1〜6月は2014年通年の約17億ドルを上回る22億7600万ドル(約2800億円)に達した。

苦戦する韓国に対し、「最大の受益者は日本」との指摘が出ている。1〜7月に日本を訪れた外国人観光客は1105万人で、前年同期に比べ47%もの伸びを示した。国籍別では中国人観光客が275万5500人(113.8%増)、韓国216万3100人(41.7%増)。円安に加え、政府によるビザ緩和措置も奏功したとみられている。(翻訳・編集/野谷

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