2015年8月21日、今年1〜7月に日本を訪れた韓国人が、前年同期に比べ40％以上も増加した、と韓国メディアが報じた。ちょっとした“日本旅行ブーム”に、韓国のネットユーザーは「日本の悪口を言いながら」などと複雑な反応で、「嫌韓」を強める日本のネットユーザーは「来るな」と大合唱している。

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20日、韓国・聯合ニュースが伝えた韓国・観光知識情報システムの統計によると、今年1〜7月の韓国人海外旅行者数は1082万人で、前年同期（906万人）より19．4％増加。同時期の訪日韓国人は216万3100人で、前年同期比41．7％も増えた。

一方、同じ時期の訪韓外国人観光客は、中東呼吸器症候群（MERS）感染拡大の影響で730万5000人と前年同期（798万人）に比べ8．5％減少した。 これに伴い、観光収支の赤字も深刻化。今年1〜6月の観光収支は22億7600万ドル（約2830億円）の赤字となり、昨年1年間の赤字17億100万ドルを大きく上回った。

これについて、韓国のネットユーザーは

「日本の悪口を言いながら、日本食、日本文化、日本製品に熱狂する韓国人たち。首脳同士も仲良く過ごせばいいのに」

「反日はネット上だけ。実際はみんな日本旅行に行きたくてうずうずしている」

「まだMERSのせいにしているの？観光名所が少なく、人々が不親切だから観光客が離れていくんでしょ？」

「私が外国人でも絶対に韓国には行かない。東アジアの中なら日本か中国を選ぶ」

「自国民お断りの店があるのは世界中で韓国だけじゃない？」

「せっかくの休日はストレスを感じない場所で過ごしたい」

などとコメント。

訪日韓国人の増加は観光収入の面で日本にとって悪い話でないはずだが、日本のネットユーザーから「歓迎」の声はなく

「韓国人だけは来てほしくない」

「別に来ていただかなくてもいいんですけど…」

「北とのチキンレースに集中してください(笑)」

「こちらも付き合う人間は選びます。勝手なことを言わないでください」

「港と空港に旭日旗を飾っときゃいい」

などの書き込みが相次いだ。（編集/KU）