Record China 2015年8月21日(金) 16時5分
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17日、トヨタ自動車の今年7月の在中販売台数は、前年同期比23.7%増の9万2500台だった。写真は江蘇省南京市の自動車販売店。
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2015年8月17日、トヨタ自動車の今年7月の在中販売台数は、前年同期比23.7%増の9万2500台。同社の1-7月在中累計販売台数は、同11.9%増の60万5300台。ホンダの7月在中販売台数は同50.4%増の7万3100台。同社の1-7月在中累計販売台数は、同32.8%増の53万3998台。日産の7月在中販売台数は、同13.9%減の8万4200台。同社の1-7月在中累計販売台数は、同2.8%増の67万2100台だった。
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全国乗用車市場情報連合会(CPCA)の崔東樹(ツイ・ドンシュー)事務局長は、「日系車の製品力が急速に向上し、市場の潜在力は大きく、消費者からの認知度は高い。これらの要素はいずれも、日系車の販売が回復し、下半期の急成長につながる可能性をもたらすものだ」とコメントした。
日系ブランドが今年発売した新車に対する消費者の評価は、かなりまちまちだが、日系車は、中国市場における研究開発の重点を、だんだんとSUV車にシフトしているだけでなく、中国の消費者が好むターボチャージャー・エンジンも、積極的に採用し始めている。
北京北辰亜運村汽車交易市場センターの顔景輝(イエン・ジンフイ)副総経理は、「かつて、日系車の市場シェアは非常に長い間、ドイツ車と同じレベルだった。最近、日系車に回復傾向が表れているが、市場シェアは、まだドイツ車とかなりの差がある」と指摘した。
レクサスは2004年、中国市場に入り、一度は中国市場で最も成長スピードが速い高級車ブランドとなった。だが、2011年、ドイツ車3強(アウディ、BMW、ベンツ)が急成長するとともに、レクサスの目標販売台数はずるずると低下、今に至っては、国産車を下回る有り様となっている。
日系車の1-7月販売台数は増加したものの、下半期に「値下げ」や「新製品販売ラッシュ」といった切り札が出されない場合、持続力は極めて心もとない。より効果的な戦略が打ち出されず、日中関係の緊迫状態が続けば、日系ブランドが切望する「徹底反撃」の道は、茨の道となるだろう。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)
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