「安倍首相の言動がある限りどんな謝罪も無駄」=中国・韓国が安倍談話を批判―米メディア

Record China    2015年8月15日(土) 10時39分

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14日、米ラジオ局ボイスオブアメリカ中国語版サイトは記事「安倍首相が戦後70周年談話を発表、“深い悔悟の念”を表明」を掲載した。中国、韓国のメディアは「十分な謝罪ではなかった」との報道している。写真は靖国神社の看板。

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2015年8月14日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「安倍首相が戦後70周年談話を発表、“深い悔悟の念”を表明」を掲載した。

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安倍首相は14日、戦後70周年の首相談話を発表した。事前に取り沙汰されたおわびや謝罪などのキーワードはすべて盛り込まれたものの、侵略戦争の原因を西洋諸国の植民地支配の拡大に求めたこと、村山談話以上の謝罪を表明しなかったこと、慰安婦問題に直接言及しなかったことなどから、中国、韓国を満足させる談話になったとは言い難い。

実際、両国のメディアは「十分な謝罪ではなかった」と報道している。中国の新華社通信は「先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」との文言を大々的に取り上げ、批判的な姿勢を示した。

韓国・世宗大学の保坂佑二教授は「何の解決もない。失望させる談話だ。アジアのリーダー国として責任を負わない態度を強く批判する」とコメントした。韓国・延世大学の文正仁教授は談話の起草過程は中韓の疑念を深めたと指摘し、安倍首相の日頃の発言と行動は関係修復に関するあらゆる努力を破壊していると批判した。(翻訳・編集/増田聡太郎

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